旨味を残しつつ、芳醇な香りを引き出す
こだわりの火入れ
製茶のプロセスで味への影響が最も大きいと言われているのは、火入れ(焙煎)です。 茶葉の仕上げ過程では、最終的には5%以下までに水分含有量を飛ばしますが、その方法によって大きく味の違いが出てきます。 当社では、極小の直火から遠赤外線を発生させてじっくり2段階に分けて火入れを行っています。この火入れ方法は、試行錯誤を重ね独自に作った焙煎機を使っており、他店の味と一線を画した味わいを作り出す当社の最大の特徴です。
- 1遠赤外線により、芳醇な香りを引き出す
- 2中心にやや水分が多くなり、茶葉本来の旨味が茶葉の中心に閉じ込める
- 3茶葉がやや固くなるため、二煎目に一煎目と違った旨味を感じる
- 4表面がよく乾くため、保存性能が高い
香りの違いを楽しむために
まずは、茶袋を開けた瞬間に漂う香りを楽しんでください。
甘くて新鮮な香りがすっと突き抜けます。まるで右の脳が満たされるような感覚です。
急須で茶葉を入れたときは、ぜひ、急須の蓋をあけて、急須の茶葉を香ってください。
湯気にのって暖かな香りを感じることができます。
お茶を飲んだ際には、お茶を口に含んだまま、鼻からすっと深呼吸してください。
柔らかいお茶の香りを口と鼻全体で感じます。
二煎目を味わう
一般的には、二煎目の茶の味は一煎目に劣ると言われています。しかし、当社の茶葉は新鮮な旨味を茶葉の中心部に溜め込んでいますので、二煎目も美味しく飲んでいただけます。むしろ、お客様によっては、二煎目のほうが味が優しくて好みだ、という方もいるくらいです。ぜひ二煎目まで楽しんでください。