京都・宇治田原町で創業百五十余年
当社は、煎茶発祥の地、京都・宇治田原町にて、文久元年(1861年)に創業いたしました。
それ以来、150年以上にわたり、一筋に日本茶作りを続けております。
ここ宇治田原は、京都府南部にある人口1万人程度の小さな町ですが、お茶の歴史を語る上で重要な場所です。
現在の煎茶の基礎となる製法が、1700年代はじめに永谷宗円翁によってこの町で発明されました。
肥沃な土壌と、山々が連なるため日陰が多くなる地形が旨味のある日本茶作りに適しており、古くは江戸時代から、全国的に上質な茶の産地として知られてきました。
山間の地形のため生産量が限られていますが、農林水産大臣賞をはじめとする数々の賞を安定して取っている上質な茶の歴史的な産地です。
当社の目指すお茶づくり
上質なお茶は、忙しい合間にほっと一息つける時間をつくってくれます。
例えば、慌ただしい朝にも、一杯のお茶を飲めばリラックスして1日のはじまりを 迎えられます。
お茶のカフェインは集中力を高めてくれますので、朝のお茶は、元気に1日を過ごす上でとても合理的でもあります。
また、ご自宅にゲストを招き入れる時に、香り高い上質な緑茶をお出せば、ほっこりとリラックスした時間を皆様で過ごすことができます。
日本人が当たり前に飲んできたお茶ですが、最近はその健康作用に注目が集まって います。
血圧、体脂肪の調整や、ガン、認知症、風邪の予防など様々な研究結果が すでにありますが、極めつけはお茶を飲む人は総合的に寿命が長い*ということです。
お茶に含まれる緑茶カテキン、豊富なビタミン群などが影響していると言われています。
しかし一方では、添加物をいれたお茶や、安かろう悪かろうのお茶を扱うお茶屋も一部にございます。
当社では、わざわざ通販で取る価値があると思って頂けるホンモノの美味しい宇治茶を、安心安全の100%国産品でお届けしております。日常にほっと一息つける時間をご提供できるよう、信頼頂けるお茶づくりを目指しています。
* 国立がん研究センター「Annals of Epidemiology 2015年25巻512-518ページ」で「緑茶摂取量が 増えるにつれ死亡リスクが低下する傾向が認められた」と報告されました。
工場併設のカフェ
宇治田原の自社工場に併設する形で喫茶店を運営しています。いらっしゃった皆様にお茶を振る舞っています。
抹茶パフェやあんみつなどのスイーツと一緒にお茶を楽しんで頂けます。
営業時間:10時~17:00(定休日:水曜日)
住所:京都府綴喜郡宇治田原町岩山休場8
製茶工場
喫茶の裏には、製茶工場があります。
ここで製茶、袋詰したものを全国にお送りしています。
特に火入れの機械は独自にカスタマイズしたもので、当社の独自のうまさを引き立てるための重要な機械です。