一、独自のブレンド・焙煎技術で
香りと旨みを引き出す

目指すはオーケストラの指揮者。茶の個性を伸ばすブレンド技術
宇治茶産地には、6000を超える茶畑が存在します。それぞれのお茶に個性があります。香りが強いもの、旨みが強いもの、一煎目が美味しいものや二煎目にも強いものなど、本当に様々です。 それらの個性を活かすのがブレンドの技術です。 単品では偏った味でも、チームになれば調和が取れる、そんな風に茶葉のブレンドを行うのが当社の仕事です。
癒やしの香りを引き出す、独自の焙煎技術
お茶の香り、と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?当社では、茶の甘い香りを引き立てることを特に重視しています。 様々な方法の結果、行き着いた方法は「直火から発生する遠赤外線」を利用した独自の直火焙煎です。 袋を開けた時に、袋から漏れてくる茶葉の香りをぜひお楽しみください。
一、上質な宇治茶へのこだわり

生産量は僅か4%。ホンモノの宇治茶を産地直送します
日本茶の中でも「宇治茶」は最も知名度の高い産地の一つです。今や、日本だけでなく、世界中から「宇治茶」は注目を集めております。ただ、実は日本茶全体では僅か4%の生産量にとどまります。それにもかかわらず、茶の味の品質を評価する「全国茶品評会」などでは、宇治茶は常に上位入賞を果たしています。日本茶のメッカである宇治茶には美味しくなる理由があるのです。
温暖でありながら日照時間の短い地形
お茶は寒すぎると大きくなりませんし、日照時間が長く暑すぎるとクセが強く渋くなります。近畿中央部は山に囲まれた盆地のため、温暖でありながら日照時間が短く、まろやかな味わいのお茶を作れます。
旬を逃さない小規模な茶園管理
お茶の芽には、非常に短い「旬」があります。新芽が適度に大きくなり、十分に養分を吸い上げた数日間にとれた茶葉は、その前後の茶葉と比較すると品質に大きな差があります。宇治茶産地の特徴は、一つの茶農家さんが小規模な茶園を複数の場所に持っていることです。気温が違う場所の茶畑であったり、旬の異なる品種を別々の茶園で栽培することで、あえて旬をずらします。日本茶製造には、茶摘みをした当日、茶葉が発酵しないうちに蒸し加工をすることが必要ですが、(荒茶)工場は1日で製造できる限度があるので、これは理にかなった栽培方法なのです。
その年の最高の茶葉の仕入れ
そんな有利な土地柄でも、上級品から下級品まで様々な茶が作られます。
そこで大事なのは、本当に上質なものだけを仕入れる「目利き」の力です。
原料茶葉(荒茶)の状態で、ピーク時には1日に300を超える茶葉を鑑定して仕入れます。
熟練の目利きで本当に美味しい茶葉を選びぬいて、自社工場で仕上げます。
一、工場直送で無駄なコストをカット。
新鮮なお茶をお届け

生産量の少ない宇治茶の流通経路は限られています。
宇治茶が販売店に並ぶまでには、商社や販売店に商品が移動する度に流通コストがかかります。
当社は工場から直送しているので余計なコストがかからず、さらに仕上げたての新鮮なお茶をお届けすることが出来ます。